Orchestra CONSONO 日々是練習

オーケストラConsonoの練習日記です。

音程で勝負(2011.11.13の練習)

今回は、ハイドンの弦分奏の後、管楽器に入ってもらいベートーヴェンとモーツァルトの4楽章を練習しました。
今回も度々注意されてしまったことは、「フレーズの終わりの音を強く弾かない」ということ。
単音なら気をつければできますが、和音の場合はなかなか難しいです。
気をつけて弾くと、きちんとした音にならなかったり・・・。
フレーズの終わりを強くしてしまうと、次の新しいフレーズの始まりが聞こえにくくなってしまうそうです。
やってみると、確かにそうでした。

CONSONOの指揮者は、音程にとてもこだわりを持っています。
今回も丁寧に音程を合わせていきました。
弦楽器は音程の調整がしやすいですが、管楽器は大変です。
「もっと、低く。もっと。」と指示され、「えぇ!?」と困惑する場面も。
私はヴァイオリンを弾いていますが、学生時代はずっと吹奏楽部でピッコロを吹いていましたので、
大変さがよくわかります。
私だったら「そんなに低くなんて吹けません!!」と指揮者に文句を言っていたかもしれません(笑)
しかし、管楽器の皆さんは文句一つ言わず頑張っていました。

「柔らかく吹いてください、とは言いたくない。音程で表現したい。」と指揮者。
並々ならぬこだわりを感じます。

1月にはどんな演奏になっているか、今から楽しみです。

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無意識にかけてしまうヴィブラートに要注意!(2011.10.16)

今回は、弦分奏でした。
最初は、ハイドン。テンポや弾き方などを確認しました。
3楽章は、テンポがとても速かったです!
コンチェルトだからと言って手抜きせずに、私たちもしっかりと練習しなければいけませんね(^^;)
 次はモーツァルトのジュピターの4楽章。
この楽章は、指揮者曰く「お客さんがくつろいで聴けるように弾きましょう」。
この曲の1楽章は4分の4拍子、4楽章はアラブレーべです。その雰囲気の違いが出るように、とのことでした。
 フレーズの最後の音を長く弾いてしまったり、ヴィヴラートを盛大にかけてしまったり、といった悪い癖が、今回も頻発してしまいました。
ついつい、やってしまうんですよね。
罰金制度が導入されないように、気をつけましょう・・!
モーツァルトの後は、ベートーベンの2楽章でした。
最初に、冒頭のヴィオラ、チェロの旋律を取り上げました。
ここも、ヴィブラートを過剰にかけるのは厳禁です。
試しにヴィブラートをたくさんかけて弾いてもらうと、旋律線が見えなくなってしまいました!
ヴィブラートは、上手に使えばとても表情豊かになりますが、かければいいというものでもないんですね。
次は3楽章です。
7小節目にpoco ritardandoと書いてありますが、普段聴いているCDの影響なのか、皆さん早い段階でrit.してしまいます。
指揮者に注意され、頭ではわかっているのに、なかなか楽譜の指示通りにできませんでした。
自分の頭の中にあるイメージを、書き換えないといけないですね。
私は普段この曲をあまり聴かないのですが、それでも早めにrit.したくなってしまいます。
知らず知らずのうちに、洗脳されているものですね(笑)
最後は4楽章。
私たちはミーントーンで調弦しているので、E線の開放弦もどんどん使いましょうとの指示がありました。
今回も細かい奏法の指示を含め、丁寧に練習していきました。
指揮者の(楽譜の)指示通りに弾くのは大変ですが、全員で頑張りましょう!
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演奏会に向けての初練習 (2011.09.25)

前回まではトレーニング用の曲の練習でしたが、今日から演奏会の曲の練習が始まりました。
今日はモーツァルトのジュピターと、ベートーベンの運命をやりました。

最初はジュピター。
数小節弾くごとに指揮者に何度も止められ、途中までで1時間以上もかかりました。
指揮者曰く「その先は、『以下、同文』でやっていただけるといいんですが/笑」。

確かに、これまでのオーケストラの経験でも、同じようなことを繰り返し注意されることが多かったですね。
「以下、同文」は指揮者の口癖ですが、実行するのはなかなか難しいです!

それでは、恒例となった「今日のびっくり」。

CONSONOの練習では、毎回、指揮者の要求にびっくりさせられることがあります。
今まで当たり前だと思っていたことが覆されてしまうことだらけ、と言ってもいいかもしれません。
今日もそんなことがありました。

ジュピターには、フルートやオーボエのロングトーンがあちこちにでてきます。
多くの場合、このロングトーンは、「控えめに」と指示されます。
ところが、ロングトーンが出てきてしばらくしてから、指揮者がこんなことを言いました。

「そのロングトーン、こそっと吹いたでしょ」
「はい」
「どうして? ちゃんと吹いて」
「え? いいんですか?」

フルートの方は、アマチュアオーケストラ歴うん年のベテラン。びっくりして思わず聞き直してしまいました。
指揮者曰く、「いらない音だったら、モーツァルトは書いてないでしょ。ここは、中音域で高弦が動いているから、フルートのロングトーンは邪魔にならない。というか、「こそっと」吹くと、弦の動きとかぶったようになって、弦楽器がむしろはっきりしないんです。ベースラインがしっかりしていれば、フルートはしっかり吹いた方が旋律がよく聞こえます。」
やり直してみると、確かに構造がはっきりわかり、旋律も浮き立ちました!

「もう一度、こそっと吹いてみて」と言われ、やってみると、その差は歴然としています。
フルートの方は目を白黒させていましたが、これで思いっきり吹けますね!

他にも、これまで経験してきたこととは違うことを指示されることが多いので、とても新鮮です。
しかし、やってみるとその違いはハッキリします。

「僕の常識は世界の非常識かもしれません。でも、何かができないから妥協するのではダメ。音程を正しく取れば聞こえる旋律を、無理に大きく演奏してはいけません。それを、CONSONOの常識にしてください」と、指揮者。

運命は、思いがけず(?)普通のテンポでした。しかし、こだわりは随所に。
今日配られた資料には「シンプルが故に人を惹き付ける」とありましたが、どんな演奏になるのか、いまから楽しみです!

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はじめての弦練

今日は弦のセクション練習。事前に配布された資料は、主に弦楽器の奏法についてでした(これまた40ページ超の大作…予習予習)。

まずは、最初にチューニング。

「今日は僕に合わせて」

と、指揮者が自分の楽器をチューニングして、各弦をひとつずつ合わせます。

「これはミーントーン。ミーントーンはいろいろあるけど、細かい説明は抜き。モーツァルトはともかく、Cの曲がメインになるから、このチューニングでいきます。じゃあ、全員で開放弦を弾きましょう。チェロはC、コントラバスはG、ヴィオラはC、セカンドはG、ファーストはEね」

指示通り、恐る恐る開放弦を弾いてみると、なんと美しいこと! 解放弦だけでこんなに深い響きがでるなんて、驚きです。

「開放弦を上手に使うと、音の響きに幅がでます。そのためには、開放弦が使えるようにしないといけない。ピタゴラスや平均律でチューニングすると、どうしてもEが邪魔になる。だから、E線の開放弦を避けることになる一因なんだんけど、もったいないでしょ。みなさん、コルグのOT120を買って、ミーントーンのチューニングに慣れて下さい」とのことです(うちにもコルグOT120があるのですが、いまいち使いこなせていない…反省)。

練習は、モーツァルトでまず奏法の確認。ソティエとスピカートの違い(モーツァルトでは手首の縦運動を使わないこと!)、前に進む音の違いなど、とても細かい点まで、奏法の指示がありました。確かに、指揮者が弾き比べると、まったく雰囲気が変わることがわかります。精進せねば・・・

2曲目のベートーヴェンの1番では、びっくりな体験が。

序奏の5小節目から、ヴァイオリンが旋律を弾いている裏で、ヴィオラが長い下降の副旋律を演奏しますが、最初に演奏してみた時にヴィオラのメンバーはヴィブラートをかけて「歌って」弾いていました。確かに歌いたくなる旋律ですし、気持ちはわかります。でも・・・

「ヴィオラの旋律、聞こえた?」

指揮者に問われると、ヴァイオリンのうしろやコントラバス(対抗配置なので、下手側)は「よく聞こえません」

「じゃあ、ヴィブラートはずして弾いてみて。pのままでいいから」

普通、聞かせようとすると音量を大きくしたりヴィブラートをかけたり(大きくしたり)しますよね。それの正反対です。怪訝そうなヴィオラパートを尻目に、もう一度冒頭から。すると、コントラバスのメンバーに衝撃が。「はっきり聞こえます!!」

そうなんです。ヴィブラートは諸刃の刃。非常に効果的な歌う武器ではありますが、音程や動きを埋没させてしまう危険性があるのです。

「僕はピリオド奏法の信者じゃないけど」と指揮者。「ヴィブラートはとっておきのアイテムとして大切にとっておくこと。特に、他の楽器が細かい動きをしている時に、同じ音域で旋律がヴィブラートをかけると、旋律の動きが不明瞭になる。このようなところでヴィブラートをかけると、聞かせるためにどうしても大きく弾きたくなる。それでは、よい緊張感が失われてしまう」とのことです。実際にヴィオラのトップも「このほうが、旋律を弾いている気分がする」。

「なれるまでは、ヴィブラートをかけるところは指示します」と、指揮者。でも、普段からヴィブラートをたくさんかけて弾こうとしていた私たちは、ついうっかり長い音符にヴィブラートをかけていまいがち。そのつど「そこ、いらないよ」との指摘が。確かに、言われたところでヴィブラートを外すと、和音がきれいに聞こえたり、動きがはっきりしたり、フレーズの終わりが自然と落ち着いたり、とさまざまな効果がありました。

最後は「エロイカ」。

前回同様、音楽の進行についての解説。楽譜を大きく捉えること(音符を積み上げてリズムを作らない)など、当たり前のようでなかなかできないことをたくさん指示されました。次回はどんな「びっくり」があるか、練習が楽しみです。

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オーケストラCONSONO始動!

今日はCONSONOの初練習。実際にフルメンバーが集まって演奏会用の曲の練習に入るのは10月からになるので、人数的にはまだ少し寂しいスタート。練習日に先立って、指揮者の柏木さんから資料が配られました(オーケストラの配置、楽譜、練習会の主旨、楽曲の理解のための基本知識/音楽史的なこと、楽譜の見方、基本的な音楽的常識、実際の演奏の注意点、奏法、音程概論などをまとめたもの。なんと45ページ!
予習必須です)。
当日も、指揮者が書き込みをしたベートーヴェンの第1番のスコアが参考に配られて、楽譜を理解する、というコンセプトに沿った練習会のスタートとなりました。

本日の練習は、トレーニング用の曲(「フィガロ」序曲、ベートーヴェン交響曲第1番、第3番/それぞれ第1楽章)。

まず、フィガロの冒頭からメンバーはびっくり。「は、速い!」

モーツァルトのテンポの取り方はとても難しく、CDを聞いてもさまざまです。指揮者からは、4/4とアラブレーベの違い(勘違い?)などの説明があり、「理屈はわかるんですが、いきなりこのテンポですかぁ??」
そして、モーツァルトの音の構造について、簡単な説明がありました。具体的な奏法などは、徐々に説明されるとのことです。

次はベートーヴェンの第1番。説明の中心は「ベートーヴェンを演奏しているとなぜエキサイトするか(笑)」。実際に音を出しながら、ベートーヴェンの曲がどうして私たちの気持ちを高ぶらせるのかを、和音、リズム、和声進行の変化などの説明を踏まえながら説明されました。なるほど、ベートーヴェンの音楽って、こういう構造が特徴なんですね。

最後は「エロイカ」。あまりにも有名な曲ですが、今日はこの曲を使って「音楽が進行するとはどういうことか」というトレーニング。構造的理解を踏まえて、音楽が進むさまをイメージできることの大切さを強調されていました。

通常のアマオケに比べると、CONSONOの練習はかなり風変わりかもしれませんが、新しい発見がたくさん。次回も楽しみです。

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